香港ノマド事情 深水埗で買った現地SIMなら1日あたり238円でつなぎ放題

6月に続いて、今年2回目の香港ノマド旅行。
今回もPeachの激安チケットで行ったので何だかんだ合わせて往復8千円くらい。宿はいつもお世話になってる旺角の格安ゲストハウス。
前回はスマホで現地SIMを利用しましたが、今回はPCとスマホの両方でつなぎたかったのでWi-Fiルーターを開通させる作戦に出ました。
使ったのは、ウィルコムがかつて販売していたHX009ZT。SIMフリーです。

そして深水埗で買ったのは、香港SmartoneのプリペイドSIM。
いつも通り深水埗駅のC2出口を出ると、そこはもう携帯パラダイス。怪しげな端末やらどう使うのか分からん変なデジモノなんかが洪水のように襲いかかってきます。
D出口が電脳街に一番近いのでついついそこから出たくなりますが、携帯パラダイスはC2出口です。

香港 ノマド SIM 格安

Dを出ても十分面白いですが、プリペイドSIMを買いに行くのでC2を出ます。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗

こんな感じでプリペイドSIMを売ってる露店があちこちにあります。
この写真だと、右奥に見えている緑の屋台がそうです。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗

香港 ノマド SIM 格安 深水埗

こんな感じでSIMの山、山、山!
おそらく世界中のプリペイドSIMカードを買えると思います。
ここで買ったのが、Smartoneの48ドルSIM。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗 Smartone

コイツを宿に持ち帰って、Wi-Fiルーターに装着して使いたいと思います。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗 Smartone

3Gにしか対応していないルーターなので、このSIMを挿すとSmartoneの3G回線に接続するはずです。
早速、挿してみましょう。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗 Smartone

アラ、SIMを挿して電源を入れるだけで接続完了してしまいましたw
台湾ではAPNの設定やら何やらが必要だったので覚悟してたんですが、このあたりはさすが香港?
3GのSMC-Vodaというネットワークに接続が確立しました。
早速PCとスマホの両方でガンガン使ってみましたが、そんなに遅いと感じることもなく実に快適でした。

ここで次に湧いてくる疑問。
はたして、このSIMは何日間使えるのか?48ドル分と言われてもそれがどれだけの時間を意味するのかイマイチ分かりませんね。
私もよく分からなかったんですが、実際に使ってみてようやく分かりました。

香港 ノマド SIM 格安 深水埗 Smartone

まず、香港域内で接続すると1時間あたり8ドル。そのまま使い続けると1日当たり24ドル課金されます。
2行目には、使い方を切り替えると300MB上限で30日間使えるというモードもありますよと書かれています。
3行目に書いてあるのは電話を使った場合の課金ですが、Wi-Fiルーターでデータ通信にしか使わないので大事なのは1行目です。
このルールでいくと、初日は開通と同時に8ドル課金、そして使い続けると24ドル課金。つまり32ドル課金されます。
残りは16ドルなので、翌日は1時間使った時点で次の24ドルを課金できないので繋がりません。16ドルを残して翌日ちょっとしか使えないのは、何だかもったいないですね。
しかし!そこは香港。通信に関する利便性ではおそらく世界一の電脳都市なので、この端数対策があります。
それが、右真ん中あたりに貼ってあるシール。広東語と英語で書かれていますが、これは要するに「今なら8ドル分おまけ」ということです。
お!それなら16ドル+8ドル=24ドル残りますね。これで翌日も1日使い放題です。しかもこれで端数なしで使い切りです。

つまり、このSmartoneプリペイドSIMは丸2日間使えるということですね。
他にSmartoneは80ドル分のSIMも売っているのでこれを買うと開通で8ドル、その日から24ドル×3=72ドルということで丸3日間使えます。

このSIMを丸2日間使い倒して、さて3日目の朝はどうなったのかというと・・・

香港 ノマド SIM 格安 深水埗 Smartone

見事にDisconnect、つまり接続は切れています。
この日は午後の便で帰国する予定だったので、朝は宿の無料Wi-Fi、空港に着いてからは空港の無料Wi-Fiを使いました。
つまり旺角から空港までのバス以外は終始ネットが使えたのでした。

(2017年11月追記)
2017年11月に行った時には、空港バスの車内に無料Wi-Fiが設置されていました。しょっちゅう切れるので使い勝手は悪いですが、何もないよりはマシという状況になっています。

ところで、この48ドルSIM。Smartoneのショップだと額面通り48ドルで買うことになります。
しかし、深水埗の露店ではこの48ドルSIMがこの時は28~30ドルで売っていました。最初に見つけた店で買ってしまったので30ドルでしたが、後で28ドルの露店を見つけてしまいましたorz
この時の香港ドルは重慶マンションの最良レートで15.92円。
めっちゃうさん臭いですけど、重慶マンションの両替レートは最強です。

香港 ノマド 両替 最良レート

香港 ノマド 両替 最良レート

この重慶マンションでは有名な話ですが、入り口近くにある両側の両替屋はレートが悪いのでダメです。
奥に行くとご覧の通りのうさん臭さですが、全然レートが違うので奥の店で両替をしましょう。

この店が一番良いレートだったので、2回使わせてもらいました。ここのレート15.92円でSmartoneのSIMを30ドルで買ったということは・・・
15.92円×30ドル=477.6円。2日間で477.6円なので、1日当たりにすると 477.6円÷2日=238.8円。
重慶マンションで香港ドルに両替→深水埗でSIM購入という最安の組み合わせだと、香港では1日当たり238.8円でつなぎ放題なのでした。
香港でノマド仕事をする人はもちろん、旅行で香港に渡航する人もぜひこの組み合わせで格安&快適ネットライフを♪

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA