マレーシアの現地プリペイドSIM購入&開通&使用感レポート
|マレーシアの首都、クアラルンプールに行って来た際に、いつものように現地プリペイドSIMを購入して4日間使用したので、そのレポートです。
マレーシアの携帯キャリアはMaxisというのが最大手で、日本でいうドコモのような存在です。それに対してdigi(日本でいうau?)、yes(日本でいうソフトバンク?)、その他にMVMOがもろもろとあります。
MaxisはHOTLINKというブランドでプリペイドSIMを販売しているので、当初は一番確実っぽいということでHOTLINKを購入しようと思っていました。
クアラルンプール空港の中でもLCCが使っているKLIA2に降り立つと、まだ入国前からモバイルカウンターがあります。
左の黄色いカウンターがdigi、真ん中がHOTLINK、右はTuneブランドというエアアジアの関連会社がやっているMVMOか何かだったと思います。
ここはまだ入国前の保税地区なので、先に携帯の開通を済ませてしまいたい人はここで手続きをするのが良いと思います。
その向かい側には、マレーシアで勢力を振るうvivoスマホの広告看板が。女性の服装が、イスラムの世界に来たことを実感させてくれますね。
ちょっと混んでる感じを嫌ったので、私はマレーシアに入国してから購入することにしました。
事前情報ではクアラルンプール空港がとても広大で、プリペイドSIMを販売するカウンターもたくさんあるみたいだったので。
というわけで入国を済ませ、到着フロアに出ました。
これまた、マレーシアで勢力を振るう中国のスマホメーカー、oppoの看板が見えますね。
日本とはスマホの勢力図がまるで違うマレーシアなので、こういうのを見るのも新鮮です。
さすがMaxis、到着ゲートも真正面にHOTLINKのカウンターがありました。が、しかし・・・やはり絶好の場所にあることと知名度の高さもあってかなり混んでいました。
好きな電話番号のプリペイドカードを店員にわたして残高をチャージすると使えるようになるとのことでしたが、その作業をする店員が1人しかおらず、こりゃダメだということで別のキャリアにしました。
他の携帯キャリアはないかと探してみると、すぐにdigiが見つかりました。
何人か先客がいますが、HOTLINKよりはかなりマシだったのでここにしましょう!
Can I purchase prepaid SIM card here? と声を掛けると、プランの一覧表を見せてくれました。
滞在日数を聞かれたので4日間と答えると、上から2つ目か3つ目のどっちかがいいですよ、ということでした。
この一覧表によると、LINEは使い放題になってます。LINEが使い放題なら、他はメールチェック程度のテザリング、Facebook投稿、Googleマップを見ながら目的地を探すくらいなのでそれほどデータ量も多くならないと思い、上から2つ目のプランにしました。RM20・・・つまり20リンギットです。この時の両替レートは1RM=26円くらいだったので、520円です。
残高がRM6なので、RM14がプリペイドSIMで、正味の使用可能分がRM6なんだと思います。
パスポートと20リンギットを渡せば、後は店員が全てやってくれます。
SIMを装着して使える状態にしてから渡してくれます。この作業は、わずか5分程度。さすが慣れてますね。
SIMフリーのZenfone3が、みごとマレーシアで利用できるスマホになりました。
Digiというキャリア名が入っていますね。
クアラルンプール市内で使ってみたところ、スピードも速くアンテナもしっかり立っていたので非常に快適です。
日本との業務連絡や仕事でテザリングをガンガン使うと、やはり消費量もなかなかでした。
普段のノマド作業でテザリングを使用しても1日100MB程度なので、これなら4日間でせいぜい400MB程度かなと。
・・・と思いきや、早くも滞在2日目終了時にDigiからこんなSMSが。
なんと、滞在がまだ半分というのに75%を使いましたよ、とのこと。
不思議に思っていると、思い当たる原因がありました。それは、Googleフォトの自動同期です。
現地では写真を撮りまくっていたので、その都度にGoogleフォトに写真がアップロードされ、それが大量のデータ通信になっていたようです。
単純に500枚撮ったとしたら1枚が1MBとして500MBになってしまう計算です。
こりゃあイカンということで、Googleフォトの自動同期とDropboxのカメラアップロードを一時的に切りました。
これで3日目以降は無事にネットが使え、この後は容量に関する通知が来ることはありませんでした。
結果として4日間で520円だったので、1日あたりのコストは130円です。いい感じの安さですね!
4Gのスピードは快適で圏外になることも全くなかったので、マレーシアのモバイル事情は良好です。
カフェでのノマド作業にも使いましたので、マレーシアでのノマドトラベラーには必需品です。