ドンムアン空港に深夜着の方にオススメの優良ホステル「Sleep Owl Hostel」(タイ・バンコク)
|日本からタイのバンコクに行くLCCといえばエアアジアかスクートですが、このどちらもバンコクのドンムアン空港に到着します。ドンムアン空港からバンコク市内への移動で定番A1、A2バスですが、深夜到着となるとこのバスが動いていなかったり、動いていてもバンコク市内から宿への移動がスムーズにできなかったりといったことが考えられます。
それなら空港泊もいいかも知れませんが、それなら空港近くの安宿に泊まったほうがはるかに楽ですし、シャワーも使えて快適です。千円以下で泊まれる優良ホステルがドンムアン空港近くにあるので、そのレポートです。
ドンムアン空港から鉄道駅に向かう
ドンムアン空港の目の前には、タイ国鉄のドンムアン駅があります。到着ゲートを出て両替やプリペイドSIMの購入&設定などといった儀式を済ませたら、鉄道のドンムアン駅を目指します。ちょっと分かりにくいですが、こんな出口がありますので、空港前ホテルで有名なAmariを目指すと分かりやすいと思います。
ちなみに、両替やプリペイドSIMのカウンターは深夜でもやっています。
それでは、Amariホテルへの案内に従って階段を上がりましょう。実はその下に小さく「Railway Station」とも書かれています。
階段を上がるとAmariへの直通通路がありますが、そこには入らずその右にあるドアを開けて陸橋に進みます。
陸橋に出ると下りていく階段がありますが、ここは下りず道路を渡ります。
ちなみに階段を下りると歩道があって、下にタクシーが客待ちをしています。ドンムアン空港まで入ると入場料が必要になるそうで、ここで乗るとその分の節約になるというローカル客の知恵です。
道路を渡って階段を下りると、先ほどのAmariホテルがドカーンとそびえ立っています。空港ホテルの定番なので立派なのですがお値段も立派なので、貧乏トラベラー向きではありません。といっても数千円なので日本人にとっては高いというレベルではないのですが。
このAmariを見ながら向かって左にひたすら歩きます。
本当にこの先に宿なんてあるの?という不安がよぎるような道をひたすら進みます。
この道は一方通行なので前方からじゃんじゃん車が来ますが、治安が悪いわけではないので特に気にせず直進です。
10分ほど歩くと、ちょっとした商店街が出てきます。その商店街の中に、今回の宿「Sleep Owl Hostel」があります。
千円以下でも十分使えるホステル
中に入ると、フロントはこんな感じ。
深夜だったこともあってオーナーは不在だったのか、その子供?と思しき少年がチェックイン対応をしてくれました。英語も堪能で、アテンドに慣れているという様子でした。
ICカードと小さな鍵がセットになったものを渡されて、ドミトリーにご案内です。
ドミトリーは清潔で快適、もちろん電源&Wi-Fiもバッチリです。
ここで朝まで寝て、翌日のんびりとバンコク市内を目指すことにしましょう。
恒例の、安宿の館内レポートいきましょう。
まずは、トイレ。各階に2つずつついているので他の客を気にすることなく使えます。
次に、シャワー。
お湯はちゃんと出ますが、シャワーを出たところにヘアドライヤーはありません。その代わりに天井に大きな扇風機がついているので、その風で髪を乾かそうと思えば乾きます。
そこそこ髪の長い女性客がその方法で髪を乾かしていたので、本当にそういう目的でついているのかも知れません。
コーヒー、紅茶、水が無料で飲み放題です。フロント前にこのようにセルフサービスで用意されています。
水はこの冷蔵庫の中にたくさん用意されているので、自由にここから取っていいと説明されました。
2階にはちょっとしたバルコニーがあります。灰皿があるので、おそらく喫煙スペースだと思います。
私はここで、前日夜に仕入れてきた朝食を食べました。南国の珍しい蝶々が飛んできたりと、なかなか贅沢な空間です。
チェックアウトは、フロントに置かれたこの箱にカードキーを入れるだけ。
後は同じ道を歩いて戻り、ドンムアン空港からバスに乗ってバンコク市内に向かうだけです。
それでは、総括
ドンムアン空港から歩く道は決して快適とは言えず、暗い道が続くので初めての方は不安になりがちです。翌日の昼間に歩くと何でもない下町なんですが、深夜にバンコクの下町を歩くという洗礼があることは前もって意識しておいた方が良いでしょう。空港でプリペイドSIMを設定しておけばGoogleマップが使えるので、それで確認しながら行けば不安もマシになると思います。
夕食も宿の周りで・・・というのは、ちょっと難しい状況です。開いている店が全然ないので、私はセブンイレブンで仕入れるのが精一杯でした。
宿への出入り、ドミトリーへの出入りに使うカードキーには、小さな鍵がついています。おそらく南京錠の鍵だと思いますが、最後まで何に使うのか分かりませんでした。南京錠で管理するロッカーがあるのですが、南京錠はついていませんw
ドンムアン空港を利用するLCC各社は深夜着が多いので、空港で寝るよりははるかに快適です。これが千円以下なので利用しない手はないと思います。