高知では数少ないゲストハウス「はりまや橋ゲストハウス」(高知)
|ゲストハウス、ホステルというと大都市か観光都市のイメージが強いですが、高知にも少ないながらもゲストハウスがあります。はりまや橋という全国有数のガッカリ観光地(私個人の感想)の名前をあしらった、小ぢんまりとした「はりまや橋ゲストハウス」をご紹介します。
まずは「はりまや橋」の見物から
札幌の時計台やシンガポールのマーライオンなど、世界にはたくさんのガッカリ観光地があります。この「はりまや橋」も、私の中ではかなりポイントの高いガッカリ度だと思います(高知の皆さんすいません)。だって、最初に本物を見た時は、これがレプリカでこの近くに本物があると思ったんですから。
橋のサイズとしては昔はこれが普通だったのかも・・・と思いかけましたが、京都の三条大橋とか大阪の長柄橋とかを考えると、やっぱり小さいw
今回の安宿、「はりまや橋ゲストハウス」は、ここから歩いて10分くらいのところにあります。
商店街の横に出現する、チープ感満点のエントランス
はりまや橋商店街という、結構広いアーケード通りに入ってすぐのところを左に曲がるとこちらにも小さな商店街があります。
そこに出現するのが「はりまや橋ゲストハウス」のエントランスです。エントランスといってもフロントは2階にあるので、ここは単なる靴脱ぎ場です。
1階で靴を脱いで、階段を上がる仕組みになっています。靴はこの辺りに棚があるので、そこに置きます。
ドミトリーは全部で10室の小ぢんまりしたゲストハウス
雑居ビルの2階部分がそのまま安宿になっている感じで、ドミトリーは10室のみという小規模な宿です。
ドミトリーは、おなじみの木製。
ドミトリールームの中は、こんな感じ。
照明と電源コンセントという、最低限のものが揃っています。シーツは自分でセットするタイプです。帰りはこのシーツを外して返却かごに入れます。
この日は3連休中だったので、高知観光とお遍路の人で満室でした。
和室の休憩スペース
この「はりまや橋ゲストハウス」は、フロントのところにダイニングテーブルが置いてあって、その奥に和室があります。さらに奥がドミトリールームになっているという構成です。
和室の休憩スペースは、ほとんど民家です。
外国人が喜びそうな感じですね。実際、高知城のあたりには欧米人の観光客も結構いました。なかなかシブい観光をしてますね。
この規模にして、トイレが2つ
この規模で、しかも民家か雑居ビルを改装した感じなのでトイレとシャワーは1つずつかと思いましたが、トイレは2つありました。
翌日に温泉に行くつもりにしていたのでシャワーは使っていませんが、普通のシャワーでした。
あと、さらに民家感たっぷりのキッチンもあります。ゲストハウスなので自由に使って洗って返却するパターンです。
ちなみにトイレとシャワーは、この食器棚の奥にあります。
この時は3連休だったので1泊3,500円というドミトリーらしからぬ価格でしたが、普段は2,000円くらいで泊まれるそうです。
ゲストハウスが少ない(=安宿が少ない)高知では貴重な存在だと思いますので、貧乏トラベラー諸氏にオススメです。