深夜のノイバイ空港でSIM開通と両替、そして出迎えサービスでホテルへ(ベトナム・ハノイ)
|ジェットスターが大阪-ハノイ線を就航させたということで、今後は関西方面からハノイに行く人も多くなるかと思います。
しかし、このハノイ便は現地の0時40分、かなりの深夜に到着します。深夜だけに心配なのが、SIM開通や両替、そして空港からの移動ですね。
私は初便に乗って早速行って来ましたので、必要そうな情報をまとめました。
プリペイドSIMは到着ゲートの両側
ノマドワーカーのみならず、今や海外現地に着いたら真っ先にやっておきたいのがスマホの開通です。
ノイバイ空港にもベトナムの主要キャリアがカウンターを設置しているので、そこで一発開通できます。到着ゲートの両側にそれぞれのキャリアが揃っていますので、好きな方に行ってください。どのキャリアにしても特に差はないですが、ジェットスターのハノイ便は深夜に着くので開いているカウンターが限られるかも知れません。
私が到着した時はVinaphoneのカウンターが目に入ったので、そこでプリペイドSIMを購入。
この時すでに日付が変わっていたので空いていないカウンターもあったりでしたが、早い時間帯だと全部開いています。
帰り便の時に見てみたら、見事に全部開いていました。
料金は、3GBプランで20万ドン、7GBプランで25万ドンでした。
そんなに差がないので7GBプランにしました。何せ5万ドンといっても日本円で250円の差なので、滞在中にやきもきするくらいなら、これでいいかなと。スマホを差し出すとSIMの装着まですべてやってくれます。開通を確認したら25万ドンを支払ってすべてOK。
ただし、後で気づいたのですが、このスマホを持って帰国すると今度は日本で使っているSIMが必要になります。
せっかくデュアルSIMスロットのZenfone3なのに、日本に帰ってすぐにスマホが使えないなということで、現地で日本のSIMもセットしておきたいと思うようになりました。
しかし、先の尖った専用の器具はないし、ゼムクリップもないし、どうしたもんだか。
そこで思いついたのが、ベトナム特有の竹でできた爪楊枝。日本では見たことないですが、歯間ブラシに使えるほど細いんです。
これを食事の時に何本か持ってきて(たいていの店に置いてます)、SIMの差し替えに使ってみることにしました。
かなり細いので爪楊枝が負けてしまうのでは?と思いましたが、一番上の1本で一発でスロットを出すことができましたので、そこで1番スロットに日本のSIM、2番スロットにVinaphoneのSIMを入れて、ベトナム滞在中は1番を無効にしておきます。
この画面だと、SIM 1を無効にしておいてSIM 2で使うということですね。
これで現地滞在中はずっとストレスなくネットが繋がりました。
トータルの費用は25万ドンで4日間なので、1250円÷4=312.5円。
1日当たり312.5円なので他の国と同水準ですね。ベトナムの物価を考えると割高な気もしますが、日本のSIMでローミングをすると1日当たり2980円なので、それと比べると天国です。
両替も空港でやってしまってOK
海外の空港に着いた時にやっておきたいもう一つのことと言えば、両替です。
ハノイには両替通りと呼ばれる好レートの両替屋が集まっているところがあるのですが、まずはそこに行くまでに少々現金がいりますし、ベトナムの物価を考えるとその手間をよりも手軽に済ませたほうが得策だと思います。
しかも空港の両替もそれほどレートが悪くなかったので、十分ではないでしょうか。
だいたい目安としては1円=200ドンであればOKなので、その日のレートがこれを大幅に下回っていなければ問題なしです。
見たところ、到着ゲートの両側にあるSIMカウンターの隣に両替のカウンターがあります。両側にあるみたいなので、近い方で良いでしょう。
これともうひとつ、ATMでもそれほどレートが悪くないので、こちらで済ませてしまう人も多いようです。
ATMの場合は6万ドン程度の手数料がかかりますが、これも日本円で300円程度なので、あまり神経質になることもないでしょう。ATMは到着ゲートの両端にあります。
日本のキャッシュカードやクレジットカードで「PLUS」のロゴが入っているものが多いと思いますので、それなら普通に使えます。
私は新生銀行のカードを使って街角で引き出してみましたが、何の問題もありませんでした。これについては別のレポートでご紹介します。
深夜のノイバイ空港からはホテルの出迎えサービスがオススメ
深夜のノイバイ空港からはバスもなく、タクシーはぼったくりの巣窟と化しているので、私はホテルに出迎えサービスを頼んでいました。
そのドライバーを待たせつつプリペイドSIMの開通と両替をやりましたが、ドライバーも普通のことだと思っているようで特に嫌な顔をすることなく待ってくれていました。
ちなみに、ホテルに依頼した出迎えサービスは外注で出迎えサービスだけをやっている会社があるようで、そこの人と車が来ました。料金はだいたいどのホテルに頼んでも18米ドル(40万ドン)なので、同じ会社を使っているのかも知れません。この日は私だけでしたが、割と大きなバンが来たので普段は乗り合いになっているのでしょう。
結構飛ばしてくれたので、30分少々でハノイ旧市街のホテルに到着。隣にドライバー以外の人が乗っていますが、友達だそうですw
私を降ろした後でこの人を送っていくんだとか。
ホテルはすでにチェックイン時間を過ぎていたのでシャッターが閉まっていましたが、ドライバーがベルを鳴らして開けてくれました。チェックインのところまで立ち会ってくれて、とても親切なお兄ちゃんでした。
以上、深夜にノイバイ空港に着いた際のSIM開通、両替、そして出迎えサービスのレポートでした。