1泊2000円前後、宿泊レポート付き福岡の安宿3選(福岡・福岡市)
|九州最大の都市だけあって福岡はノマド環境もかなり充実しています。貧乏ノマドトラベラーに欠かせない安宿にも事欠かず、天神地区や博多地区それぞれに泊まる価値のある安宿があります。もちろんノマドカフェもしっかりあるので、ここでは安宿の宿泊レポートをご紹介します。
どれも2000円台で、時期によっては2000円未満で泊まれます。ノマド旅行だけでなく観光の拠点にも十分使えると思いますので、ぜひご参考に!
天神と長浜それぞれに徒歩圏の「旅籠天神」
西鉄のターミナル駅、天神の少し北にあるホステルです。歩いて10分ほどで、大半は地下街での移動なので雨の日や暑い日、寒い日にも便利な立地です。
また、私が個人的に福岡では絶対に外せないラーメン聖地の長浜にも徒歩圏というのも魅力です。
宿はできて間もないようで、入口からして今どきのホステルです。
ドアを開けて入ると、1階には共有スペースがあります。
ご覧の通り、なかなかいい感じです。このスペースにフロントもあります。
チェックインはスムーズでしたが、韓国人旅行者が宿泊代金の件でモメていたので、こういうアンラッキーがあるとチェックインに時間が掛かるかも知れません。
それでは、ドミトリー室に入りましょう。
カーテンがちゃんとついていて、プライバシーも確保されています。私はこの写真右上の2階部分に泊まりました。
ドミトリーに入ると、こんな景色です。
シーツ類は自分で装着する最近ありがちなシステムです。
チェックインした時は夕方だったのでまだ人が少なかったのか床もキレイでしたが、夜になると生活感たっぷりになります。
これもドミトリーにありがちな風景ですね。
宿泊客は8割以上が韓国人という、福岡ならではのムードでした。
ドミトリー内の電源は、2口あります。これも最近のトレンドで、ノートPC+スマホというノマド族に必要な充電環境もバッチリです。
シャワールームも、清潔感があります。
ただし更衣スペースが共有なので、他に誰かがいると「丸見え」ですw
この時は1泊1800円くらいだったので、コストパフォーマンスも良好でした。
ひとつだけ気になったのは、ドミトリー室に出入りするオートロックです。4桁のパスワード+ENTERの入力なので5回タッチをしてドアが開錠になるのですが、人が頻繁に出入りすると合計5回のビープ音が毎回鳴ります。ほぼ一晩中人が出入りしていたので、この音が気になって何度も起きました。これは改善点だと思います。
博多駅近く、価格重視の手作りゲストハウス「カプセル@博多」
次にご紹介するのは、博多駅から徒歩5分ほどの「カプセル博多」です。タイトル通り、かなり手作り感いっぱいの安宿です。宿は8階にあるので、この看板のあるビルを8階まで上がります。
8階に上がるとフロントがあります。そこでチェックインを済ませると、ドミトリー室に案内されます。
ドミトリー室は、こんな感じ。この手作り感がいい感じです。
ドミトリーの中に入ってみると、こんな感じです。
内張りがベニヤ板という、まるで子供が作る秘密基地のような様相です。だから安いということなんでしょうね。ベニヤ板だからといって中に人が入ると揺れたりきしんだりすることはなく、割としっかりしています。
次に、ロッカーのご紹介です。
こちらも、手作り感たっぷりw
必要最低限のセキュリティなのでここに貴重品を入れていいものかと思いますが、慣れとはすごいもんで私も普通に貴重品を入れて使っていました。
ドミトリー内の電源について。先ほども写り込んでいましたが、1口あります。複数のデバイスを充電する場合はタコ足配線をするか、ノートPCから充電するなどの工夫をしてください。
次に、館内のアメニティについて。
タオルは自由に使えるように置かれています。しっかりとした生地で大きさもあるので、1枚で十分使い物になります。下に置かれているシャンプー類は全部、宿泊客の私物です。このあたりに、長期滞在者の存在を感じます。
シャワー室もご紹介しましょう。こちらも手作り感いっぱいですが、最低限の設備と清潔感はあります。
全体的に手作り感が目立ちますが、安宿に必要なものはすべて揃っています。博多駅から近くて便利ということもあって、予約状況によって料金が変動しているようです。
さすがに3000円も4000円も使う気にはなりませんが、2000円台なら十分価値があります。
シックでモダン、博多から徒歩7~8分のドミトリー「キャビンホテル博多」
先ほどの「カプセル@博多」から少しだけ博多から離れたところにある、「キャビンホテル博多」。こちらの方がしっかりとした造りになっていて、ドミトリーというより日本式のカプセルホテルに近い感じです。
入口からして、若干高級感があります。
このビルの2階にフロントがあります。
チェックインをしてドミトリーの中に入ると、こんな感じです。
電源に加えて時計、アラームなどの設備があります。このあたりも、ドミトリーというよりカプセルホテルです。
シャワー室は、こんな感じです。小さいがすべて揃っているという、定番のタイプです。
この「キャビンホテル博多」には、なかなか立派な共有スペースがあります。各席に電源があってもちろんWi-Fiも完備なので、宿の中でノマド作業ができてしまいます。
実際に、ここで数時間ノマド作業してみました。
この記事でご紹介した中で一番お値段も張りますが、2000円台で泊まれる時であれば断然ここをオススメします。やはり何と言っても宿でノマド作業ができるのは大きい!
福岡はノマド環境がかなり良いので、ラーメンがてらのノマド旅にいかがでしょうか?