ゴーストタウン化した釧路中心部に咲く一輪の花「タリーズ釧路店」
|釧路の中心部がゴーストタウン化していることは、こちらの記事でもレポートした通りです。商業ビルはことごとく廃業して廃墟になりつつありますし、ここでノマド空間を探すとなると骨が折れそうです。
そんな中に咲く一輪の花として、タリーズの釧路店をご紹介したいと思います。
廃墟化が著しい末広町のランドマーク、kute
釧路の中心部が廃墟化しているというレポートでもお伝えした、末広町にそびえる負のランドマーク、kute。再出発を期するもテナントが集まらず税滞納でそのまま沈没してしまった名所です。今回目指すタリーズは、このkuteのすぐ近くにあります。
このkuteを通り過ぎて、こちらもゴーストタウン化が進む「末広中心街」に進みます。こちらにもゲーセンの廃墟があります。
ゴーストタウンの中にタリーズの看板を発見
このゲーセン廃墟を左手に見ながら進むと、右側になんとタリーズの看板が出てきます。
この風景とタリーズの看板との間にあるギャップは半端ないですが、確かにタリーズはここに存在しています。
早速、建物の中に入ってみましょう。
他のタリーズと同じような店構えですね。ちなみにこのビルで民間のテナントはタリーズと白木屋だけでした。
その他は公共機関が入っているので、テナント集めに困っている様子が伺えます。
中に入っても、タリーズの雰囲気そのまま。
このタリーズの珍しいところは、店内にミーティングルームがあります。なんて豪華な!
さすがにノマドワーカーの姿は他に見つけることはできませんでした。
電源席は見当たりませんでした。
Wi-FiはTullys Wi-Fiがあります。しかしなぜかスマホでしかこの電波を拾えず、パソコンでは「0000JAPAN」しか使えるWi-Fi電波がありませんでした。これって確か災害用だったような?この直前に北海道では胆振地方地震があったので、それに伴って設置されているのでしょうか。
総括
電源なし、Wi-Fiも辛うじて使えるという環境なので、いつものタリーズらしからぬ残念さです。
しかし、釧路で他にノマド作業ができそうな場所はホテルの室内くらいしかなかったので、貴重ではあると思います。